袱紗の使い方は?袱紗が無い時は?

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A.まずこの字、読めるかのう?

ヒントは「包むもの」じゃ。
・・・・・・

正解は「ふくさ」。不祝儀袋を持参するとき、むき出しだったり、購入時のセロハン袋に入れたまま持っていく人がいるが、これはいかん!
袱紗に包むのが正しいぞ

不祝儀袋については以下の項を参照すべし!
(参考リンク:第1回 「のし袋」の基本〜不祝儀袋について〜)

袱紗について

袱紗は色々な種類があり、
金封タイプ(金封ふくさ)や、爪・台付きのもの(爪付き袱紗、台付袱紗)などがある。
色も多様だが、弔事では紺やグレーが一般的で、紫も用いられる。
この紫は、慶事・弔事両方使えるので覚えておくと便利じゃぞ!

袱紗について

ふくさ(爪付きや台付きタイプと金封タイプ)の包み方は以下の通り!

1) 不祝儀袋をふくさ中央よりやや右の方へ寄せておく 
2) 右の角をとり中央に折り込む
3) 下の角をとり、その上にかぶせる
4) 上の角をとり、その上にかぶせる
5) 左を折り裏へ折り返す。右の上下に小さく三角形ができる

そして最近増えている2つ折りタイプの袱紗を金封ふくさの場合は、
お悔やみとお祝いでは開き方が違うのに注意じゃ!

袱紗が無い場合

もし袱紗が無い場合は小さなふろしきやハンカチで代用してもかまわん。

渡し方

受付の方の目の前でふくさをあけて香典を差し出す、というのが正しいマナー。
もちろん、香典袋の向きにも気をつけよう!
自分の方へ向けていたり、裏返っていないようにの!

ダガジク和尚のひとこと

袱紗は持っておけば葬儀にも結婚式にも使える。
1枚は常備しておくと良いのう!