お葬式当日、遺族や知人がしないといけない役割は?

TOP > お通夜・葬式の困った! >第26回 お葬式で必要な役割

主に4つの役割がある。協力して行うのじゃ!

A.役割は主に4つある。協力して行うのじゃ!

お葬式は人生で何度も携わることはない儀式。
更に、当日は大切な人が亡くなったショックで気疲れしているものじゃ。

式を良いものにするためには、事前に誰が何をしなければいけないのか、
把握しておきたいものじゃのう。

そこで今回は、お葬式当日に必要な役割について、説明するぞ!

誰が何を担当するか要チェックじゃ!

お葬式を行うためには、主に次の役割が必要じゃ
それぞれ誰が担当するかも概ね決まっているので、確認しておくのじゃ!

●喪主
全体の判断から僧侶や尋問客の対応までを中心で行う、お葬式の総責任者。
故人の配偶者や子どもなどが遺族を代表して行うことが多いぞ。

●受付係
会場の出入り口で尋問客を出迎え、受付を行う役で、
芳名帳への記帳のお願いや香典の受け取りを主に行う。
近所の方や友人、遺族の会社関係の方などにお願いすることが多いぞ。

●会計係
香典の中身を確認し、帳簿にまとめる役じゃ。
トラブルを避けるため2人以上に担当してもらうとよいじゃろう。
近親者以外の親族にお願いすることが多いぞ。

●接待係
お茶だしや通夜ぶるまいなどの準備と弔問客の世話をする役じゃ。
比較的故人と縁の遠い女性が担当することが多いぞ。

遺族や知人に頼めない時には?

当たり前のことじゃが、お葬式は急な出来事。
「受付をお願いできる相手がみつからない!」ということもあるじゃろう。

そんな時は、葬儀会社に代行してもらえるか相談してみよう。
また、受付の代行を専門に行っている会社もあるので、
困った時は調べてみるのじゃ!

全ての役割を1人で抱え込むのは大変です。皆で強力しましょう。

どの役割も感謝を込めて担当しよう!

最近は、葬儀会社がこういった役割を代行することも多いため、
親族やご近所さんなど多くの人が関わるような葬儀は少なくなっておるのう。

もし身の回りの人に役割をお願いする場合は、
感謝の気持ちを込めてお願いし、

お願いされた方も「遺族の代表」という気持ちを持って、
協力して良いお葬式を創り上げるのじゃ。