お通夜にお花を送りたいけど、勝手に送っていいの?

TOP > お通夜・葬式の困った! >第5回 通夜の供花の送り方

A.まずは確認の電話をせんと!

今回の質問は「供花(きょうか)」についてじゃな。
供花とは、故人に供えるお花の事で、お通夜やお葬式の時に、
祭壇の周りに飾られる生花や花輪のことじゃ。
ほら、よくお葬式やテレビのシーンで、菊の花が丸く飾られ、
木の札に「○○家一同」などと書いてるものがあるじゃろ?アレじゃよ。

供花には決まりが多い

昔は菊だけじゃったが、最近は白いバラやユリ、ランが使われることも多く、
故人が好きだった花なら、白以外を使うこともあるのう。

供花は一般的に、お葬式を担当している葬儀社にお願いする事が多い。
デザインを揃えたり、総数を把握するためにのう。

じゃから宗教・地域によって、飾る花が違ったり、供花の形が違ったりするので、
自分で勝手に手配するのはやめといた方が良いぞ!

もし、故人や遺族の希望で祭壇に供花を飾らないと決めてるのに送ったら、気まずいじゃろう?
送る場合は、事前に葬儀社や遺族に連絡をしておくのが大事じゃ。

数え方

供花・花輪は、 1つを一基(いっき)、2つで一対(いっつい)と数える。

どうしても贈りたい!

ただ、訃報を人づてに聞いたときなどは、供花の打診が無い場合もある。
どうしても送りたいと思っているのであれば、会場・日程が分かっておれば、
贈ることも可能じゃぞ!

(1)まず、葬儀会場へ直接問い合わせ、日程・喪家名を伝え、担当葬儀社と連絡先を教えてもらう。
  その時、もし葬儀社の会館だった場合は、そのまま供花を依頼すればよいぞ!
(2)次に、担当葬儀社へ直接問い合わせ、喪家名と日程を伝えた上で注文する。

あとは、その担当葬儀社に不明な点などを聞きながら、進めていけば良いじゃろう。

喪家への電話は・・・

最後に1つ。こういう時、喪家へ直接電話してしまう事もある。
やってしまったら仕方ないが、葬儀の前は想像以上にバタバタしておるから、
できるだけ喪家へ直接電話する事のないように気をつけた方が良いぞい。

ダガジク和尚のひとこと

まずは事前確認をしっかりする事。それが「困った!」を防ぐ第一歩じゃ!!