Q.自宅で法事をすると大変?

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A.お客様を迎える準備は必要じゃが、良いこともあるぞ!

法事を行う場所といえば自宅やお寺などがあげられるが、
最近はお寺で行う人が増えているようじゃ。
確かに自宅で行うと手狭だったり準備が必要といった心配があるかもしれん。
しかし、実は自宅で法要をするとこんな功徳があるんじゃよ。

1. 掃除が出来て、身の周りを清められる!

2. 人が来ることは原則として吉相!

3. お経を唱えて邪気払いができる!

法事をどこで行うのが良いということは無いが、自宅も選択肢に入れてみてはどうじゃろうか?

自宅での法事の準備

さて、実際自宅で法事をするとなると何を準備すれば良いのかのぅ?
下記の項目をチェックじゃ!

・お仏壇の掃除
位牌などをきれいな布巾で拭いておこう。
弔問客が来る場所の掃除もしておくのじゃよ。

・ろうそくとお花
ろうそくは、三回忌までは白色、七回忌以降は朱色を使うぞ。
仏花は三回忌までは赤・ピンク・紫などの派手な色は避けよう。
マッチや線香の用意も忘れずに。

・過去帳
故人のところを開いて、仏壇の最下段右側に置こう。

・お供え
宗派によって違うが、お仏飯とお餅やお菓子、季節の果物などをお供えするのじゃ。
生物はNGじゃよ。 参列者がお供えを持ち寄り、そのお供え物を後で「おさがり」として、
全員に配るという風習の地域もあるぞ。

・僧侶の座布団
法事の祭壇正面に、僧侶が読経中に座るための金襴または緋や紫の座布団を敷くのじゃ。
また、仏壇に向かって左右どちらかの上座にも普通の座布団を敷く。
これは読経に入るまでと読経の後に、お茶の接待をする時座ってもらうための物じゃ。

・お布施
読経と法話が終わってから、僧侶を別室へ案内して渡そう。

・お斎(とき)
僧侶や参列者とする法要後の食事「お斎」がある場合は仕出しを頼むことが一般的じゃ。
事前に手配しておこう。

大切なのは故人を偲ぶ気持ち

自宅での法事は、普段暮らす身の周りも清められ清々しい気持ちになりそうじゃな。
仮に自宅でなくお寺で行う場合でも、家の仏壇の周りの掃除はきちんと行うように!
大事なのはどこで行うかではなく、故人を思い冥福を祈る気持ちということを覚えておこう!



A.仏様の弟子になってないことを表しておる!