亡くなった人がいないのに墓石や仏壇を購入していいの?

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思い立った時が、買う時期じゃ!

A.もちろんじゃ!思い立った時が、買う時期じゃ!

確かに墓石や仏壇を購入する時期は、身内に不幸があった時(四十九日、死んで次の世界にいくまで)や一回忌を迎える時、他にもお盆やお彼岸、年忌法要の時期が多い。
しかし、それにこだわる必要はない。
仏壇はお寺のミニチュア版、ご本尊をお祀りする神聖な場所。
「仏壇は身内が亡くなった時に買うもの」ではなく、「神仏に手を合わせたい」と思った時が買い時なのじゃ!

またお墓を生前に建てることは「寿陵(じゅりょう)」と言われ、縁起の良いことともされておる
「縁起でもない!」という人もいるが、中国の歴代の皇帝の墓やエジプトのピラミッド等、生前から計画的に作っていることを見ても、そうは言い切れなさそうじゃ。

購入タイミング

「新築や引っ越しをした時」など、新たな気持ちで新生活をスタートする時に仏壇を新調する人も少なくない。
墓石の場合は、石材店に依頼をして、建つまでに約1〜2ヵ月程時間がかかるから、検討する場合は建墓工数も頭に入れておこう!

目に見えないものへの思いやりの姿

また最近増えているのは、子どもの心の教育のために仏壇を購入するパターンじゃ。
家族みんなが仏壇に手を合わせる姿は、先祖を大切にする心や、目に見えないものへの信頼の姿。
きっと子どもの心にも、あたたかい心が伝わるじゃろう。

仏壇でも、お墓でも、きちんと手を合わせる姿が見えれば、ご先祖様も
喜んでくれるでしょう。(後ろは間違った例です。)