法事の案内状が来たけど欠席したい。。。

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A.丁寧なお詫びを加えた欠席の返事を早めにすること。

法事の案内状が届いたらすぐに出欠の返事を出すように!
これは施主側には準備の都合(法事後の宴席の手配など)があるからじゃ。
一般的に返信用ハガキが同封されているので、遅くとも一週間前までに出す事!

返信はがきの書き方

欠席(または出席)の上の「御」を斜線で二重線で消し、欠席(または出席)を○でかこむ。
御出席(またはご欠席)は縦の二重線で消す。
その他、御芳名や御住所の、御芳と御の文字もも二重線で消して、氏名と住所をその下に書くのじゃ。

法事は、病気などやむ得ない場合をのぞいて、都合が付く限りは出来るだけ参加するのがマナー。
じゃから、やむを得ず欠席するときは、返信用のハガキにお詫びの言葉を添えるのじゃ。
ハガキだけではなく、合わせて電話でも法事欠席について伝えるとより丁寧じゃのう。

欠席時の手紙と供物料

欠席の連絡をした、終わった!ではないぞ!!
まだやることはある。手紙と供物料(お香典)じゃ。

欠席だとしても供物料はお贈りするのがマナー。
一般的に、三回忌までの法事だと「御仏前」と表書きした供物料を現金書留に入れて送ったり、香や供花などを贈るのう。

また、返信はがきだけではなくお詫びの手紙も書いて送れば、なお丁寧になる。
返信はがきと同封したり、供物料に添えてもいいのう。

別の日にあらためてお参りするのもよいのう。

欠席の理由のマナー

法事を欠席する際に、欠席の理由の書き方にも法事にはマナーがある。
「ストレートに書かない」ということじゃ。
例えば、「結婚式で」とか「海外出張で」などと書くことはせず、
「どうしても都合が合わず」「やむをえない理由で」と書くのじゃ。

ダガジク和尚のひとこと

法事とは、遺族が来てほしい人だけを招待して、故人を供養する行事。
法事に招待していただいたら、これからはできるだけ出席するようにするんじゃぞ。